第三次障害者基本計画案へのパブリック・コメントを提出しました
2013/09/09
コミュニケーション支援の充実には、
手段についての選択の機会拡大とともに、
意思決定支援の充実を
Ⅲ―6―(3)コミュニケーション支援の充実について
【意思疎通に困難を抱える人】には絵記号以外に多様な支援手段と支援機器が必要です。
そして情報処理と意思決定には、他の障害者よりもゆっくりとした時間が必要であり、その時間を保障することが大切です。
何より【意思疎通に困難を抱える人】には、障害特性を理解した人による専門的な支援が必要です。しかし人による意思決定支援には、誘導による意思決定介入の危険性があるので、この分野には高い専門性と倫理性を持つ専門職の制度化が求められます。また、日常においてコミュニケーション支援をする人材も必要です。
まず人です。次に時間、そして手段と機器だと考えます。
下記【 】を書き加えることを提案します。
【知的障害、発達障害、失語症などの高次脳機能障害、認知症などの】意思疎通に困難を抱える人が、自分の意志や要求を的確に伝え、正しく理解してもらうことを支援するために、絵記号、【ふりかな、ピクトグラム・イラスト・写真・図表、字幕や、タッチパネル式タブレット端末、音読ソフト、音声案内】の普及及び利用の促進を図る。【また情報処理と意思決定には、他の障害者よりもゆっくりとした時間が必要であることの周知を図る。コミュニケーション支援の専門職を養成し、日常的なコミュニケーション支援の人材を育成する】