

聴覚障害をもつ人とのコミュニケーションの取り方
2011/03/15
PDF版はこちら「聴覚障害をもつ人とのコミュニケーションの取り方」(53KB)
◆話しかけ方
- 聴覚障害のある人に口の動きがよく見えるように、ゆっくり、はっきり話すことが大切です。
- なるべく短い文章で、文節ごとに区切って話しかけるとよいでしょう。
- なるべく静かなところで、顔がみえるように近づいて話します。
◆聴覚障害のある人から助けを求められたときの配慮
- 聴覚障害のある人は、通常は外見から見分けがつきません。また、自分から聞こえないことを
意思表示することが少ないのです。聞こえていないことに気づいたら、
文字で伝える工夫をしてください。 - 途中で聞こえが悪くなった人や、難聴の程度が軽い人は手話を知らない人がたくさんいます。
また、日常の会話はわかる人もまわりがさわがしいところでは聞こえにくい言葉や、
聞き落す言葉があります。
大事なことは、文字で書いて示してください。 - 交通情報や安全な場所などの大切な情報は、筆談で正確に伝えてください。
- 特に避難所では「何が、どこで、何時から」など、必要な情報は必ず紙に書いて、
よく見えるところに張り出してください。 - 電話を代理でかけることを依頼されたら、筆談で電話先、依頼内容や返答内容を確認しながら
進めてください。 - 筆記用具がそばにない場合には、手のひらに指先で字を書いて伝えたり、空間にゆっくり、
ひらがなで字を書きながら、口の形をはっきりさせて話します。
◆補聴器について
- 補聴器の電池は2週間ぐらい(つけてる時間や、ボリュームにより異なりますが)でなくなります。
電池の有無に気をつけてあげてください。 - 被災地の方への補聴器の電池無料配布や修理の支援が行われています。
以下のページをご参照ください。
http://www.zennancho.or.jp/notify/kigyousien.pdf (PDF・全難聴ホームページ)