2023年度事業報告

2024/06/13

2023年度事業報告

新型コロナウイルス感染症の5類移行にともない、感染防止対策を徐々に緩めて各事業を実施した。

■言語聴覚障害及び関連する医療・福祉・教育・労働についての講習会・セミナー事業

○以下の講習会・セミナーを開催し、言語聴覚障害についての啓発活動を行った

・第67回言語障害セミナー「幼児・児童に行う構音指導-現場で必要な知識と技術-」

開催日(開催地):8月20日(大阪市)、対象:言語聴覚士、教員、支援員など

・第68回言語障害セミナー「障害のある子のコミュニケーション支援を考える-放課後等

デイサービスで取り組めること-」

開催日(開催地):2024年1月21日(大阪市)、対象:支援員、言語聴覚士など

■言語聴覚障害者の人権擁護、社会参加に関する調査・研究事業

○第49回日本コミュニケーション障害学会学術講演会(羽曳野市)において、一般演題「失語症者のコミュニケーションツールの利用状況について―携帯電話を中心として― 」を発表した。

■言語聴覚障害に関する情報発信、情報交換事業

○ニュースレター56、57号を発行し、活動を報告すると共に様々な情報を発信した。

○障害者をめぐる社会の動きをホームページ上の「情報ファイル」で発信した。

○言語聴覚士久保田功氏が作成した「言語聴覚士国家試験対策情報ソフト(2023年版)」について情報提供し、希望者に取次ぎ配布した。

■障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく地域生活支援事業

○地域活動支援センター「すももクラブ」は大阪市をはじめ、大阪府下10市1町、兵庫県下5市、京都府下1市と委託契約を結んだ。利用登録者は60名であった。

・利用者の創作活動の成果を一部の展覧会への出展・応募した。

・利用者・家族の親睦を図る行事を一部再開した。

・様々な機会に活動内容を広報した。

■児童福祉法に基づく児童発達支援事業、放課後等デイサービス事業、保育所等訪問支援事業

○「ことばの相談室ひなたぼっこ」は開業8年目を迎え、今年度の利用登録者は約75名であ

った。

児童発達支援と放課後等デイサービスの定員は、合わせて1日10名であるが、今年度の利

用数は延べ1958人、1日平均7.9人だった。保育所等訪問支援は3名(11回)だった。

■その他

○様々な機会を利用して広報活動を行い、会員獲得に努めた。