強制不妊 賠償命じる

2024/03/15

朝日新聞 2024年3月13日

旧優生保護法下で不妊手術を強いられたのは憲法違反だとして聴覚障害のある夫婦が国に賠償を求めた訴訟判決が12日、名古屋地裁であった。斎藤毅裁判長は、旧法を違憲と判断し、国に1650万円の賠償を命じた。除斥期間を適用することは「著しく正義・公平の理念に反する」と述べた。