2021年度事業報告
昨年度に続き新型コロナウイルス感染拡大が周期的に起こり、事業の実施には感染防止対策が必要であった。
すももクラブでは、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発出により、開所時刻の変更、活動時間の短縮等を適宜実施した。通所が困難となった利用者には在宅支援(電話等による遠隔支援)でコミュニケーションの支援を継続した。ことばの相談室ひなたぼっこでは、感染拡大状況に応じて、1日当りの利用人数の制限や指導形態の変更(グループ・個別)等で対応した。
このような事態への対応により、例年行っている事業の一部は実施することが出来なかった。
■言語聴覚障害及び関連する医療・福祉・教育・労働についての講習会・セミナー事業
なし
■言語聴覚障害者の人権擁護に関する事業
なし
■言語聴覚障害者の人権擁護、社会参加に関する調査・研究事業
なし
■言語聴覚障害に関する情報発信、情報交換事業
○ニュースレター52、53号を発行し、活動を報告すると共に様々な情報を発信した。
○障害者をめぐる社会の動きをホームページ上の「情報ファイル」で発信した。
○言語聴覚士久保田功氏が作成した「言語聴覚士国家試験対策情報ソフト(2021年版)」について情報提供し、希望者に取次ぎ配布した。
■障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく地域生活支援事業
○地域活動支援センター「すももクラブ」は大阪市をはじめ、大阪府下11市1町、兵庫県下5市、京都府下1市と委託契約を結んだ。利用登録者は62名であった。
○新型コロナウイルス感染予防のため、例年行っている各種行事の開催及び対外的行事へ参
加は大幅に制限された。
■児童福祉法に基づく児童発達支援事業、放課後等デイサービス事業、保育所等訪問支援事業
○「ことばの相談室ひなたぼっこ」は開業6年目を迎えた。今年度の利用登録者は70名で
あった。
児童発達支援と放課後等デイサービスの定員は、合わせて1日10名であるが、今年度の利
用数は延べ 1885人、1日平均7.39名だった。保育所等訪問支援は9件だった。
■その他
○今年度に受けた寄付は34件(33名、1団体)、総額617,000円であった。