国の障害者雇用 1.22% 法定率 2.5%の半分以下
2018/12/26
朝日新聞 2018年12月26日
厚生労働省が発表した集計結果で、国の機関全体の障害者雇用率は、今年6月1日時点で1.22%だった。法定雇用率の半分にも満たず、中央省庁など34行政機関では8割強の28機関で雇用数が不足していた。
8月に障害者雇用数を水増ししていたことが発覚、当初2.50%としていた昨年の雇用率は1.17%に半減。今回の調査で今年6月時点でも変わっていなかったことが判明、障害者雇用への意識の低さを改めて露呈した。
政府は法定雇用率を満たすため、2019年末までに計約4千人の障害者を雇用する目標を掲げている。