成年後見制度 「欠格条項」削除の一括法案を閣議決定

2018/03/22

毎日新聞 2018年3月14日

 政府は13日の閣議で、成年後見制度を利用した人が資格を失う「欠格条項」を、地方公務員法など関係する188の法律から原則として削除する一括法案を決定した。制度利用者の権利を一律に制限してきた規定が人権侵害との指摘があったため。面接や試験で資格にふさわしい能力があるか個別に判断することとする。