不妊手術強制 国を初提訴

2018/02/02

朝日新聞 20178年1月31日

 かつての優生保護法に基づき、不妊手術を強制され、救済策も取られていないとして、宮城県内の60代の女性が30日、国に慰謝料などを求める訴訟を仙台地裁に起こした。原告側は「出産の機会を奪われ、人権を侵害された。国の謝罪と補償を実現したい」と訴えている。

 *関連記事「いちからわかる~不妊手術を強制された人がいたの?」、「国を提訴 最後の手段」が同日紙面に掲載されている