「なくそう心の段差」第19回補助犬シンポジウム 暮らしやすい社会へ

2017/12/23

毎日新聞 2017年12月13日

 「なくそう心の段差」を合言葉に「第26回障害者週間記念事業・第19回身体障害者補助犬シンポジウム」が11月26日、兵庫県宝塚市で開かれた。毎日新聞社や宝塚市、障害者団体などでつくる実行委員会が主催。全盲の落語家、桂福点さん(49)が創作落語「落ちない噺」を披露した。この落語は、全盲の人が電車のホームから転落し、亡くなったた事故をきっかけに作られた。視覚障害者の駅ホームから簿転落事故防止を訴える内容だ。

 シンポジストは、補助犬の使用者で、障害者や補助犬を取り巻く現状を意見交換した。身体障害者補助犬法への理解が進み、補助犬の同伴拒否などが起きないような社会になってほしいと訴えた。