2016年度事業報告(2016年4月1日～2017年3月31日)

2016年度事業報告
■言語聴覚障害及び関連する医療・福祉・教育・労働についての講習会・セミナー事業
　○以下の講習会・セミナーを開催し、言語聴覚障害についての啓発活動を行った。
・第58回言語障害セミナー「放課後等デイサービス職員のためのモーニングセミナー　ことば
に障害のある子とのコミュニケーションのとり方」
開催日：2016年6月14日～7月12日（５回）　開催地：大阪市　対象：放課後等デイサー
ビス職員等
・第59回言語障害セミナー「構音検査と指導法」　
開催日：2016年7月23日、8月6日　開催地：大阪市　　対象：通級指導教室担当教諭等
・第60回言語障害セミナ―「ダウン症の子のコミュニケーション支援」
　開催日：2017年1月29日　開催地：大阪市　対象：支援学校、支援学級担当教諭等
■言語聴覚障害者の人権擁護、社会参加に関する調査・研究事業
　第42回日本コミュニケーション障害学会学術講演会（千葉市）において「失語症者のための
交通バリアフリーに向けて～公共交通機関に対する失語症を知ってもらう活動～」を発表した。
■言語聴覚障害についての情報発信、情報交換事業
　○ニュースレター　42、43号を発行し、活動を報告すると共に様々な情報を発信した。
　○言語聴覚士久保田功氏が作成した「言語聴覚士国家試験対策情報ソフト（2016年版）」につ
いて情報提供し、希望者に取次ぎ配布した。
　○言語聴覚障害についての冊子「こうすればあなたも選挙できる」「言語聴覚障害をもつ人へ
　　のコミュニケーション支援ハンドブック」をＨＰ上に掲載し、希望者には配布して知識の　
　　普及に努めた。
　○身体障害者手帳についてのアンケート調査結果をまとめた冊子を配布した。
■障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく地域生活支援事業
　○地域活動支援センター「すももクラブ」は大阪市をはじめ、大阪府下9市1町及び、兵庫県下5市、京都府下1市と委託契約を結び、約７７名の利用登録者を数えた。
　○「すももクラブ」利用者の創作活動の成果を、展覧会への出品などの形で発表した。
　○「すももクラブ」利用者が主体となって行う失語症の啓発活動を支援した。（淀川区役所ギャラリーでのパネル展示、淀川区地域自立支援協議会身体障がい部会例会への参加、など）
■児童福祉法に基づく児童発達支援事業、放課後等デイサービス事業
CANの新規事業として、「ことばの相談室ひなたぼっこ」を兵庫県の指定事業として、2016年7月１日に兵庫県宍粟市一宮町東市場464において開業した。2017年3月には約50名の利用登録者があった。
■その他の活動
　○学会や関連集会に参加し、研鑽に励むとともに情報収集と発信に努めた。
　○様々な機会を利用して広報活動を行い、会員獲得に努めた。