駅転落事例 データベース化 

2016/09/10

毎日新聞 2016年8月26日

 成蹊大理工学部の大倉元宏教授(人間工学)の研究グループは25日、視覚障害者の鉄道駅ホームからの転落事例を集めたデータベース(DB)を作成したと発表。転落した障害者と現場調査し、状況や原因を記録。事故が起きた地方名などを入力して検索できる。https://omresearch/fall/browse/ で公開。視覚障害者が利用できるよう読み上げソフトに対応する。

 1974~2914年に関東、中部、近畿で起きた計13事例を分析。転落までの移動経路、ホームの形状や混雑状況、障害の度合い、などについてデータ化。「普段と異なる場所で降車した」「盲導犬の扱いに慣れていなかった」「待合所の壁を電車の車体と勘違いし方向を見失った」などの要因を明らかにした。大倉教授は「具体的状況が明らかになることで、事故防止に役立つ」と話している。