患者を生きる 高次脳機能障害1~5

2016/06/13

朝日新聞 2016年5月23日~27日
 
 1~4は、高校1年生の時に高校のアメリカンフットボール部練習中に脳挫傷となり、後遺症として高次脳機能障害が起こった、愛知県日進市の長谷川優さん(30)の闘病経過である。発症時の状況、体は回復し復学したが様々な問題が起こり、家族が戸惑い不安を感じる様子、専門医を受診し高次脳機能障害について知るとともに〈記憶〉を補うための日記を書くようになったこと、作業所で社会に出て働く訓練を受けた後、実際に就労した時のこと、そして現在ヘルパー資格を取ろうと勉強していることが紹介されている。
 最後の5は「情報編」として、外見ではわかりにくい高次脳機能障害の症状の解説および対応法の例を紹介している。