人権擁護学習会のお知らせ

2016/01/24

失語症のある人にとっての交通バリアフリー
 ~移動における手段と情報~

 公共交通機関は車椅子にだんだんと対応していますし、聴覚障害者への筆談や手話対応も内実はまだまだでも、問題意識はあるようです。しかし失語症となるとそもそも視野に入っていないのではないでしょうか。
 当法人が運営する失語症の人のための地域活動支援センター「すももクラブ」の利用者さんが、いつものように最寄駅から電車に乗る際、自動改札機のトラブルに遭遇。インターホンでの駅員とのやり取りがうまくいきませんでした。その後、利用者さん達とスタッフが駅を訪れ、失語症について知ってもらう機会をもちました。
 今回は、問題提起としてこのすももクラブの事例を報告したあと、大阪の全般的な交通バリアフリーの現状について講演していただきます。障害者差別解消法の施行を4月に控えて、失語症がある人にとっての交通バリアフリー、「合理的配慮」とは何かを、みんなで考えます。

【日時】2016年 3月 13日(日)午後1時30分~ 4時
【会場】大阪市立市民交流センター ひがしよどがわ
       大阪市東淀川区西淡路1-4-18 (JR新大阪から徒歩5分)                                                    http://www.skc-higashiyodogawa.jp/html/access.html(周辺地図)
【講  師】石田義典さん(NPO法人ちゅうぶ)
【事例報告】青木智恵さん、大槻美保さん(地域活動支援センターすももクラブ)
【参加費】 無料
【主 催】 NPO法人 コミュニケーション・アシスト・ネットワーク(CAN)
       大阪市淀川区十三東3-6-14 Tel &Fax: 06-6305-3963
       URL: http://www.we-can.or.jp/