
すももクラブは、2005年に失語症のある方の交流の場として誕生しました。現在は大阪市の地域活動支援センターとして、主に失語症のある方を対象に活動しています。
私たちが大切にしているのは、利用される皆さんが地域の中でいきいきと暮らし、社会とのつながりを感じながら毎日を過ごせることです。「障害があっても自分らしく暮らしていける」と感じられるよう、自分の力や可能性に気づいていくことをお手伝いする。それが、私たちの考える社会参加支援です。
また、作品展示や体験発表などを通して、失語症への理解を広げる活動にも取り組んでいます。
失語症があっても、その人らしく笑顔で過ごせる毎日を。利用者の皆さんとともに歩みながら、これからも地域の中で安心して過ごせる居場所づくりを続けてまいります。
《運営法人》
特定非営利活動法人
コミュニケーション・アシスト・ネットワーク(CAN)
代表理事 宮本光江
午前中はさまざまな時の話題、各利用者さんの近況などを取り上げて、言語聴覚士(ST)のリードのもと、皆で楽しくお話しします。皆が同じ障害をもっているので、気おくれすることや恥じらいもなく、のびのびとお話しできる時間です。
言葉だけにとらわれず、その人その人に合った様々な手段(絵や文字、スマホ等)をSTが提案・サポートします。
午後の趣味・創作活動
今はスマホで気軽に写真を撮る人が増えましたが、失語症になると、写真は貴重な表現・コミュニケーション手段の一つになります。右手の麻痺で左手しか使えない方でも、ボランティアの先生がデジカメやスマホで上手に撮れるよう指導します。
各自が外出時等に撮った写真を持ち寄り、先生の助言の下、パソコンに取り込んで編集すると更に素敵な作品に。お互いの写真を見せ合う合評会は励みになる機会です。
元々書道をやっていた方でも、右手が麻痺してから書道をあきらめてしまう方が多いようです。すももクラブでは多くの方が、左手に筆を持ち替えて、素晴らしい作品を生み出しています。書道の教師の資格をもつSTが丁寧に指導します。
元々麻雀や囲碁の経験がある方は、失語症になっても病気の前と変わらず楽しめる方がほとんどです。すももクラブの麻雀は健全麻雀。賭けやたばこ、飲酒は一切なしです。
時にゲームにヒートアップすることもありますが、同じ障害の仲間同士、最後は和気あいあいと終了します。囲碁、麻雀ともに初心者歓迎。ボランティアの先生に教えてもらえます。
失語症になるとパソコンの文字入力が難しくなることが多いですが、手書き入力、音声入力等、他の方法もSTが提案しながら、その人に合った方法を一緒に探します。新聞を見ながら自分なりの記事作りに挑戦したり、鉄道の駅名リストを作ったりと、自分が好きなことをできる方法で取り組んでいます。
ビーズでのアクセサリー作り、木目込み、クロスステッチなど自分の好きなものに集中する時間は、言葉が不自由でも何かが出来上がるやりがいのあるときです。右手の障害があっても左手だけで根気のいる作業をやり遂げる人もいます。
「前は絵を描こうと思ったことはなかった」という方も多いですが、いざ始めてみると夢中になって取り組んでいます。水彩、油彩、色鉛筆などを使って、テーマも自由に。
絵画指導の先生の温かい声かけや助言に皆励まされます。
会話タイム ことばのゲーム 体操
昼食
希望者は昼食に宅配弁当での提供が可能です。
お弁当を持参されても結構です。
すももクラブでは、新しい年の初めを皆で集まり祝います。アルコールはありませんが、皆で和気あいあい。美味しいお料理を食べてゲームをして盛り上がります。
毎年、桜の時期にお花見に行きます。
城北公園等、集まりやすい場所で桜の花を一緒にめでゲームなどで楽しむ時間は好評です。
6月1日はすももクラブが設立された日。
十年ごとの節目には記念の食事会を開催し、それまでのすももクラブの歩みを振り返ります。設立記念ボッチャ大会も皆さんに好評で、毎回熱い戦いが行われます。
皆さんが楽しみにしている、年2回の勝負会。
優勝者の名が刻まれるトロフィーを目指して、日頃にもまして熱い勝負が繰り広げられます。
日頃の創作活動の成果を発表する場として、年1回作品展を開催しています。日頃の利用者さんの作品の成果を、家族や友人、支援者の皆さんに見てもらえる大切な機会です。近年は地元のイベント「十三アートフェス」に合わせて開催。一般の方の訪問も増え失語症について知ってもらう良い機会になっています。
精鋭ぞろいのスタッフのチームワークの良さが、すももクラブの大きな推進力です。専門知識と各自の持ち味を生かしつつ、
明るい笑顔とユーモアを忘れずに、利用者の方々をサポートしています。
最寄駅:阪急「十三」駅より徒歩7~10分です。
◎阪急十三駅東口を出てすぐ左へ、突き当たりまで直進します。
◎突き当たりで右へ、まっすぐ行くと十三小学校があります。
◎十三小学校の次の信号を渡り、木川本町商店街の中にあります。